第5回目は、アカハライモリの模型色塗り体験と「生き物いっぱい!棚田復活大作戦!」のまとめを行いました。
まずは、アカハライモリの模型の色塗り体験を行いました。
模型についているサポート材を切り離し、バリ取りをして色塗りを行いました。
アカハライモリの色合いを忠実に再現する子もいれば、オリジナルのイモリを作っている子もいました。みんな思い思いの模型を作れたようです。
模型の色が乾くまでの間で「生き物いっぱい!棚田復活大作戦!」のまとめを行いました。
今までの活動でどんなことをしてきたかを振り返り、お米農家さんが手間暇かけてお米を作っていることを学びました。その後は、中田の棚田にいる希少な両生類、トノサマガエル、ニホンヒキガエル、アカハライモリについて学び、生き物がいっぱいすむ棚田を未来に残していくために自分たちに何ができるのかをみんなで考えました。
「田んぼに入るときは畦を崩さないよう気をつけて入る」
「生き物を観察した後は、元の場所に戻してあげる」
「生き物のことについてたくさん勉強する」
など、いろいろな意見が出ました。
参加した子どもたちは、この5回のプログラムを通して、たくさんのことを学び、感じたようです。
ぜひ、これからの生活に活かしてもらいたいです。
昼食後は、おまけの田んぼの生き物観察会!!
大きくなったトノサマガエルの跳躍力に、皆驚いていました。
同じかごの中で観察していたトノサマガエルがヌマガエルを食べるという衝撃的なシーンも観察できました。
「カエルがカエルを食べる」という田んぼの生態系についての理解も深まりました。
最後の最後にゲリラ豪雨でびしょぬれになり、みんなで大笑いしながら帰りました。
全5回のプログラムに参加していただいたご家族の皆様、そして、開催に協力していただいたわかやまNPOセンターの皆様、わかやま環境ネットワークの皆様、小川地域棚田振興協議会の皆様、本当にありがとうございました!!