大変な根っこ取りの作業が終わった棚田。
ようやく見慣れた機械の登場です。

はぁ、はぁ、ぼくも根っこ取りを手伝ったけど、とんでもない作業だ…。



ふぉっふぉっふぉっ、そうじゃろ(笑)。



あ、あれは見たことある機械だ!!



ほう、あれを知っておるか。あれは耕耘機じゃ。





あれが通った後は地面がフカフカなんだよね。



そうじゃ。あの機械は、カチカチに固まった地面を柔らかくしてくれるものなんじゃ。こんな感じで土を柔らかくするような作業のことを耕耘というぞ。



でも、なんかすごい音がするね!!ガチャーンって!!



あれは土の中にある石と耕耘機の部品がぶつかっている音じゃ。耕作放棄地になっている場所には石がたくさん埋まっておることもあるからのぉ。



そうなんだ。でも、変だね、昔は田んぼで使っていたなら、ここに石はないんじゃないかな?







そうじゃな、昔、田んぼとして使われたいたときは石なんてなかったじゃろうな。じゃが、長年使われていないと、石垣の部分が崩れてきたりして石が入ってくるんじゃ。



なるほど。





全体の耕耘が終わったようじゃな。さぁ、次は石取りの作業じゃな。



田んぼの中に石はないもんね…。1個1個取っていくのかぁ…。頑張ろう!!
耕耘が始まり、少しずつ田んぼに近づいていることを感じているイモ太。
田んぼに戻るまではもう少し?
今回のポイント
・根っこ取りが終わったら、耕耘と呼ばれる土を柔らかくする作業をするよ。
・耕耘が終わったら、土の中にある石を1個1個丁寧に取っていくよ。
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