石取りも終えて、田んぼにかなり近づいてきました。
今回は、田んぼではなく水路で作業をするようです。

あれ?今日は田んぼじゃないんだ。



今日は水路で何かをやるようじゃな。



水路でやることってあるの?





もちろんじゃ。お米づくりには水が必要じゃからな。お米が作られなくなった田んぼでは、水路が壊れていることが多いんじゃ。



本当だ!!ところどころ、すきまがあるね。



まだこの程度なら大丈夫なんじゃが、水路そのものが壊れている場合もあるんじゃ。



そうなると、大仕事になるね。







田んぼを再生するためには水路は必要じゃから、なんとしても直さんといかんのじゃ。もし、壊れていなくても、土や石や落ち葉がたまっていることが多いから、掃除もしないといけないのぉ。



やることいっぱいだなぁ…。田んぼの再生って大変だね。



もうひとつやらないといけないことがあるんじゃ。



まだあるの!!



水路から水を入れた後のルートづくり、つまり、田んぼから田んぼへ水を落とすルートづくりが必要なんじゃ。



水口、落とし口ってやつだね!!



よく覚えておったのぉ。そうじゃ、水口と落とし口を作ることが必要なんじゃ。昔にお米づくりをしていた人がいれば、それを聞けばわかるんじゃが、その田んぼの水口と落とし口を覚えている人がいなかったら、全部自分達で考える必要があるんじゃ。



そうか、田んぼに水が入った後のことは考えていなかったよ。



水口と落とし口づくりは、水の流れを考えないといけないんじゃ。頭を使う作業になるぞぉ~。
田んぼ以外にも直す場所があることを学んだイモ太。
いよいよお米づくりの始まりです。
今回のポイント
・田んぼの再生には、水路の修理が必要だよ。
・水口と落とし口も作る必要があるよ。
・田んぼでお米づくりをしていた人がいないと、水口と落とし口をどこにするか考えないといけなくなるよ。
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